習字教室を選ぶ時に注意点が1つだけあります
それは指導者の方が『実用書道』を指導されている教室か『芸術的書道』を指導されている教室かを必ず確認されてから、目的に合う教室に通われる事をお薦めします
私は数年、社会人になってからでしたが小学生の頃に習字を習いたくて習わせてもらえなかったのでどうしても習いたかったので公文の書写教室に通いました
そこの指導者の方も冒頭に書いたエピソードがあった方だったのです
もう1人、小学校の3、4、6年の担任の先生も同じようなエピソードがあり、習字教室を選ぶ時に必ず確認して欲しい質問だったのです
2人に共通していた話しは、習字教室に通うキッカケや動機は違いましたが実用書道を習いにいくつもりが、芸術的書道の先生の教室に通ってしまったという事でした
同じ書道なんだけれど、実用書道と芸術書道は別物だよという話しを聞いていたので注意喚起の意味を込めて書きました
芸術的書道を習いたいか、実用書道を習いたいか、目的は決まっていないけれど書道を習いたいかで見学する教室やポイント等は違ってくるのかなと思います
習字の教室によって文科省後援の硬筆検定、毛筆検定の準会場として検定対策から受験までしている教室もあります
習字教室の先生の所属されるところの認定試験とかとは別の事を言っています
リンク先の検定試験です
こういった検定試験を受験したいという希望がある場合は、指導者に質問してみるといいです
お教室が準会場でない場合は会場受験も出来ますので、指導者の方が何処まで検定試験のサポートをしてくれるのかを聞いてみるのもイイかと思います
子供の通う公文の書写教室の先生は子供が通っている場所は会場を借りている教室ですが、自宅教室も持たれているので自宅教室を検定に準会場として毛筆、硬筆検定試験を受験出来ますし、検定試験の練習やサポートもしっかりしてくれます
(公文の習字教室全てが準会場であるわけではないと思うので、先生に質問してみて下さいね)
私も子供のそらちゃんも公文の書写教室にしたのかを書きたいと思います
公文と聞くと算数、国語、英語の公文の教室のイメージが強いと思います
それとは別に公文の書写教室というものがあります
ホームページを見て頂くとわかりますが、子供〜大人まで対象の教材と4種類の教科があり生涯教育として受講する事が出来るのです
公文の教室と同じようにそれぞれにプリントがあり、それを使って書写の練習をしていくプリント学習を基本としています
他の習字教室を知らないので比べて書く事が出来ないのですが、プリントにはお手本となぞり書き練習と実際の練習の三段階になっていてスモールステップになっているのとスパイラル学習方式になっています
書く字体は実用書道なので、日常生活の場面に使えそうなお手本が入ってくるので、お手紙の書き方、慶弔の表書の書き方等を練習する事が出来ます
何年かに一度プリントの改定が行われるので、改定される度に進化していて改良されていて初心者に優しい、何年も練習している人にも発見がある教材になってきているなと感じます
感覚的な筆の圧の入れ方、筆先の動き等を見える化してあり
きちんとした理論に基づいておなぞりゃお手本を通して実践していけるように工夫がされているのです
公文の教室は否定的意見なんですが、書写の方は優れた教材だと考えています
原理原則に基づいたお手本や教材の進度になっていて、段々と上達していくのが見える
指導者の感覚で教えられる書道ではなく、きちんとしたプリント教材に基づいた練習があり
指導者からの指導やアドバイスがあるので何年も通っているのに上達しないという事はないです
そらちゃんの通う教室の先生は礼節にも厳しい先生なのと、指導力のある先生なので大丈夫かなと思っていましたが楽しく通っていっています
女性の厳しい先生は苦手なところがあり(スイミングのベテランの厳しい女性コーチが級が変わっても1年位担当だった時も怖いから苦手と言われ、1年生の時のベテランの女性教師もダメというところがあったので)芯が通った先生だからなのか、字が滅茶苦茶上手なのを尊敬しているのか否定的な事は言った事がないですかね
もしも、書道に通わせたいけれどオススメのところはない?
と聞かれたら公文の書写教室をオススメします
お教室の先生によって教えられる教科や対象年齢の違いや相性も有るので、使われている教材は同じなので近所に複数あるようでしたらいくつか見学してみるのも良いと思います
年数回無料体験教室が行われるので最大3回体験出来るので、そのタイミングで体験して決める事をオススメします
公文の書写教室以外のお習字教室の場合は、冒頭に書いた書道を習う目的を明確にして
必ず質問をして目的に合う教室の指導者の方に習いに通って下さいね
実用書道を習いにいったつもりが芸術的書道教室だったという事がないようにしてくださいね