備忘録帳

幼児教育から小学生の家庭学習などの備忘録です

【算数】算数の図で解く文章題

文章題の問題を解く時に大事になってくる事は

国語的読解力と算数的読解力が大事だという事です

次に書かれている問題文を整理整頓をする事

そして、四則演算のどれを使って解いていくのか 

 

具体的には

国語的読解力はりんごやみかんといった、具体的なものを言います

算数的読解力は算数独特の言い回しを指しています

例えば、合わせていくつ、いくつに分けられる等

他にも色々あるかと思います

それら算数的読解力は言い回しを理解しているか、できているかを

確認する必要があるので

子供に口頭で答えられるかを確認していってくださいね

 

一番良いのは、親が生徒役になって子供が先生役で教えてもらう

(子供がアウトプットできるかをみる)

 

問題文の整理整頓は何をするのか

問題文を読んで、必要な箇所に下線を引いていく

それを元に図、表、絵等で見える化をしていく

ヌケモレがないかを確認する

整理整頓には、一方的に見るだけでなく、多角的に見てみる

この視点も大事にしていって欲しいです

 

多角的に見る事を意識していると

見えていなかったモノが見えてきて整理整頓が進む効果と

別解が見えてきて、別解の方がより近道で解答にたどり着けられるような場合もある

(パターン認識で解いているといつか限界がきてしまう理由は、解答解説を見てわかった。とやっていて、問題文や条件が変わってしまうと全く解けなくなってしまう原因はココにあるのかなと感じています)

1つの道筋の解き方だけではなく、違う角度やアプローチから道筋を立てて解いていけるようになる視点が大事なのかなと思います

それだから図や表や絵等を書いて必要な情報の見える化が重要になってくるのかなと思います

 

図は

主に

線分図

面積図

天秤図

ダイヤグラム

があり

図以外に表やえ等を使い

それらの特徴等を理解できれば、特殊算と言われる計算も特殊算の名前なんて知らなくてもドンドン解いていく事ができるようになっていくと思っています

それなので、公式やパターン化で解くとかしなくても、導き出す力をつけていく事がとても大事だなと感じている1人です

 

 このドリルは中学受験算数の特殊算と言われるもので使っているモノの図の書き方、使い方がわかるドリルになっています

 

線分図や面積図の仕組みをしっかり理解できると四則演算の仕組みが分かるようになるので

学校の算数に躓いている子にもわかるようになると感じています

(自力での理解はできません。わかっている大人が線分図や面積図を使って仕組みを説明する必要があります)

 

中学受験生向けだけに使うには勿体ないなと私は感じています

図、表、絵等で情報の整理整頓ができる力を身につけられれば、他の教科にも応用する事ができます

今後は大学共通テストの流れを見ると高校入試も中学入試も長いリード文を読んで答える形式になってくるので、より一層大事になってくる視点だと考えています