備忘録帳

幼児教育から小学生の家庭学習などの備忘録です

【未就学前】家庭学習の導入の仕方

2月も末になり小学校に春から入学される方は入学準備等を進めているのかなと思います

赤ちゃんだった子供が、春から小さな体にランドセルを背負って学校に登校し

勉強を始めるようになる年頃になるんだなと思うと色々と感慨がわいてくるのかなってと思います

子供も高学年になり、中学、高校、高校卒業以降の進路も意識して過ごしてきて知見も増えてきましたし

子供も成長してきて少し前の事を振り返ってみれる余裕も生まれてきたので

もし昔に戻って子育てをやり直すとしたらという事をまた書きたいなと考えています

 

これから小学校に入学する方、低学年の方にこれから書く事は将来大学受験を見据えた時に家庭学習をどうやっていったら良いのかについて書いていきたいと思います

(小学校→公立中学校→公立高校→大学受験の場合を想定したものをイメージして書きたいと考えています)

 

よく読まれている記事にそらちゃんが低学年の頃に使っていた問題集等があり気になっていたのでその事で注意書きを改めてしておきたいなと考えています

そらちゃんが低学年の時に使っていた問題集等を過去に紹介させて頂きましたが、全員が全員必要な問題集ではないです

具体的に書くと

ハイレベ100、スーパーエリート、トップクラス問題集etc

国語の読解や国語の問題集も同様になります

論理トレーニングといった問題集もです

 

子供の成長は小さければ小さい程に凸凹の差が大きくって発達段階は違うからです

そこを見間違えて合わないレベルの問題集やドリルを買い与えてやってみて勉強嫌いなって育っていってしまうと中学校に上がった時に勉強に前向きになれず高校受験で苦労してまう事にもなりかねないので未就学児や低学年の頃は特に勉強がつまらない、難しい、嫌いという感情や自己肯定感が低下していってしまうような取り組みなどにならないように関わっていって欲しいなと思います

 

子供が興味を持つようなら、持っているように感じたら早期幼児教育をゆったりとした気持ちで初めていく分には良いと思います

ただし、小学校の入学前説明会で入学してからひらがな等教えていきますので特に読み書きの練習はご家庭では不要ですよの言葉を鵜呑みにしないでくださいね

 

どんなに文字を読む事、字を書く事、計算に興味がまだまだ育っていない場合であっても年長さんに上がったタイミングで少しずつで良いので小学校に入学した時に最低限困らない程度の学習はしておいた方が良いです

 

お子さんの身体にあったテーブルの高さの机→学習机とかでなくても良いです

ダイニングテーブル、お絵かき机、ローテーブルに子供用の椅子を使うでも何でも良いです

そこに座って1日5分でいいので座って学習準備をしていきます

 

具体的にどういった事をしていったら良いのかを書いて行きたいと思います

まずは、お子さんが興味を持ってくれそうな『あいうえお』絵本を使って

あいうえおの読み方を教えていきます

あいうえお絵本に興味を持たないよとか、わざわざ絵本を買うのは〜という場合は家にある絵本等でお子さんが好きな絵本を使ってあいうえおの読み方を教えていきます

 

この時は、お子さんに繰り返し声に出していくように促していったり

ひらがなを指をさしてお子さんに答えさせていってアウトプットをしながら読み方を教えていきます

ひらがなが読めるようになってきたら単語毎にひらがなの読み方を同様にして教えていってお子さんが読めるようにしていきます

それができるようになったら短い文章の絵本を使っていって同様にしていきます

短い文章の絵本はお子さんの好きな絵本や図書館などでお子さんが選んできたモノを使っていってアウトプットしていくようにしていきます

 

あいうえおの絵本を使って平仮名の読み方を教え始めたら鉛筆をの正しい持ち方を教えていって、それを意識させながら線や波線や丸といった運筆の練習をはじめていきましょう

鉛筆の持ち方

筆圧の強さ

手の動かし方を運筆を通して体を使って覚えていくのに非常に良いので

すぐにひらがな、数字の書き方を教えるのではなく基本的な線や点、丸といったところから始めていきましょう

少し鉛筆に慣れてきたら迷路や線つなぎ絵等で遊びの要素を入れていって鉛筆を使っていく事が楽しいと思えるようにしていくと良いと思います

平仮名や数字の練習はひらがながしっかりと覚えて読めるようになってから始めていきます

→どの順番にやっていったら良いのかは改めて記事を更新しようと思います

 

平仮名が読めて、書けるようになるのに早い子だと年長さんになると2、3ヶ月でできてしまう子もいますが、半年以上かかってしまう子もいるので成長発達に合わせて違いや差が目立って焦ってしまいますが小学校卒業する頃には平仮名、カタカナも書けるようになっているので

お子さんのペースに合わせていければ良いと思います

入学までに間に合っていない場合で心配に感じている時は担任の先生に話しをしておくと気にかけながら授業や宿題等を見ていってくれるので大丈夫です

 

数と計算の方もお子さんが興味のある日常生活にあるモノやおもちゃ等を使っていって数の概念について理解をしていけるようにしていきます

りんごやみかんの果物の数

おもちゃの数やおもちゃの種類を分けてその数を数えてみたり

おままごとやお店屋さんごっこでのやり取りを通じて数を理解していったり

色々な容器に水を入れてみて量の違いとか重さの違いとかを感じてみたり

お店等で値札を見て歩いて数字の読み方を知ったり、値段から数の大きさを知ったり

足し算、引き算はお菓子やおはじき、果物、100玉そろばん等を使って増やしてみたり、減らしてみたり

遊びの中の物のやり取りを通して増える、減るを実感させていって足し算、引き算の概念を身体で体感させていくようにしていくと良いと思います

そうやって丁寧に積み上げていって出来た、楽しい、面白いという気持ちでやっていけるようにしていくのが大事だと思うのです

 

小学校入学〜低学年の間の家庭学習ですが、学校の宿題を嫌がらずにやるのであれば宿題をしっかりとやっていくだけでも学習習慣が付けられるので良いと思います

大事なのは学習習慣の第一段階の時期なのでお子さんが勉強に対して忌避感を持ってしまうような取り組み方はしないように注意していって下さいね

人は元々は好奇心が強い生き物です

その好奇心の芽を潰さないように丁寧に優しく伸ばしていけるようにサポートしていかないと勉強に対する意識が向かわないお子さんに育っていってしまうので注意が必要だと感じます

宿題を嫌がってやりたがらない場合は、お子さんが自分でコレならやりたいというモノを選ばせてやっていくのが一番良いです

それが後々に勉強嫌いにならないように成長していく近道になっているからです

 

低学年のお子さんは勉強のやり方、計画の立て方、実行、教材管理、添削、集中力

ないない尽くしのオンパレードで親が、親が、親がとにかく大変です

1から10まで、それ以上親が教えていって、子供と一緒になってやっていかなくてはいけないので正直言って乳児期の子供が夜泣きして寝ない、背中スイッチがついていて手が腱鞘炎になりつつ抱っこしてユラユラしての地獄の日々アゲイン的な違った大変さが待ち受けています

うちの子でもかなり大変でした

現在もまだまだ親のサポートが必要なので、大変さのツボは変化してきていて低学年の頃とは違ってきてはいますが、多少は大変さが薄まりつつあるけれど厄介な反抗期という入り口に入っているので大変です

受検サポートが一番大変だったりもしています←白目剥いています

 

親の覚悟を求められる難事業という感じです

親の削がれるエネルギー、時間、(お金)、習い事の送迎、家事、

 

でも考えてみたら、勝手に勉強が出来るようになるものではなくて誰かが教えていってやり方を理解していって子供自身が自分で考えて出来るようになっていくには時間がかかっていくという事なんですよね

学校で勉強のやり方を教えてくれないですからね

最低限の基礎学力と社会性は身につけてくれますが、今も昔もそれ以上は各家庭でやっていって下さいねと丸投げなので、学校でどうにかしてくれといって保護者側が学校に丸投げしたところでどうこうしてもらえないですからね

私の両親はそういうところが分かっていないかったようです

学校に教育は全て丸投げして放任していった親でした