備忘録帳

幼児教育から小学生の家庭学習などの備忘録です

【家庭学習】変わり者の発想

これから書く事は常識的ではないと思う

だけれど、勉強嫌いが勉強嫌いになるかも知れないけれど

いつか逆転して好きになってくる方法かも

ただし、やる方の忍耐力と時間と労力と愛情を費やす覚悟が必要

それが出来たとしてやり方がどこまでで満足できるかはその人次第なので

ガッカリする人、満足する人、という具合に実感はまちまちである

だから万人にオススメするつもりもないです

 

私は算数、数学、英語は教える事ができない

でも、結果を着実に時間がかかっているが現れてきている感触を得てきたのもあり

我が家の家庭学習の子との関わり方を書いてみようと考えました

 

子供の勉強は赤ちゃんを育てていくのと同じだと思うようになって

更にそれで良いんだと思えるようになってきました

私の子供の勉強を見る視点は「出来なくて当たり前」

それを少しずつ成長していくのを観察して過程を見守っていって昨日より今日

今日より明日の「変化」「違い」を見つけて褒める

 

「出来ない」が当たり前だから、子供の今のレベルより高い課題を渡して子供が出来ないと言っても、難しいから嫌だと言っても、全く平気で対応できる

更に子供がそれをチャレンジしてみて出来ていなかったとしても、「出来ない」のは仕方がないよね。という気持ちで渡している課題だから感情的にならず、冷静に精査する事ができる

 

子供が難しい、出来ない、出来そうにないからやりたくないという反応があった時、私は常に子供に言う言葉がある「出来なくて当たり前じゃない。出来ない事ができるようになったら面白くない」

「最初は難しく出来ないけれど、だんだんと解ってきて、ある時『アハ』という瞬間が落ちてくる。この瞬間の快感を知ってもらいたい。それまでは脳みそが汗かいたり、湯気出たりして、苦しいし辛いし逃げたいと思うよ」

「貴方が補助輪無しの自転車に乗れるようになるまでに、(我が家の場合)足漕ぎ自転車に乗って練習して、補助輪無しの自転車でお父さんに自転車を支えてもらい練習して、何回も自転車を倒したりしたけれど、ある瞬間から乗れるようになったでしょ。それと勉強も同じ事なんだよ」

「ジャンクフードのような柔らかいモノばかり食べていると歯を使わなくてもなくて簡単に飲み込む事ができる。だけれど、モノ足りなさが出てくるでしょ

歯をしっかり使って噛んで食べる必要があるモノは最初こそ固く、味がそれ程ないけれど噛めば噛む程味が出てきて柔らかくもなり、味わって食べるから美味しくなっていくし

病みつきにもなってくるのよ」

手を変え品を変えて、勉強への向き合っていけるような話しをしてその気にさせていく事をしていっています

 

わからない時は本当にわからない時だから、不機嫌になってきても私はわからないのが当たり前だから心に余裕があります(簡単な問題がわからないと言って、子供が不機嫌になったり、何回も同じ難易度の問題を間違えてくると「なんでこんな問題ができないんだ」「こんな簡単な問題を間違えてばかりいるんだ」と感情的になってしまうだと思うから

家庭学習でやる問題は初めての単元は学校で習う初歩的な基礎からガッツリと原理原則を叩き込む(鬼の千本ノック、質問と対話、子供のアウトプットさせて確認していきます)けれど、どんどん難易度を上げていって常に子供に負荷を与えていくようにしていっています(オニ)

長くぬるま湯につけず、常に子供にとって少し背伸びするレベルをチャレンジさせていくようにさせていっているから、大変さや苦しさがわかるので冷静で居られます

 

テストで満点主義の方が居られると思いますが、私の場合0点主義です(そらちゃんに嫌がられています)

満点をとってきて子供にそれまでの過程を褒めていたのは1、2年生まででした

それ以降は、満点をとってきたクラスで一番の点数だった時に私から褒めなくなりました

逆に子供に褒めて欲しいポイントを話しをしてもらう事にしました。母も万能ではないです24時間常に見ているわけでもないので子供のがんばり、取り組み姿勢とかで良いところを観察しているわけでもないので子供が親に認めてもらいたい、褒めてもらいたいところを伝えてもらってそこを褒めてあげられれば子供の自己高揚感と満足感が得られる方法かなと思い始めました

その逆に満点ではなかった点数を持って来る方を楽しがる、喜ぶようにしています

点数が悪ければ悪い程喜ぶので子供には嫌がられています(ウケケ)

満点だと、その単元が完璧に出来ていると親が認識してしまい気が緩んでしまう

でも、その満点の中身を精査する事なく結果だけで満足して終わってしまう

満点の中見は実はマグレの満点も潜んでいる可能性があり得る

本当に理解している場合はそれ以上の伸びがそこで終わりになってしまう

そこに気づいたら満点で満足して良いのは子供だけ(だんだんと子供自身も満点の本質を理解させていって変わっていけるように仕向けていく予定です)で良いなと考えるようになりました(意識しだしたのはごくごく最近です。それまでは無意識のうちにそうなっていました)

 

満点が取れていないテストを大喜びする理由はそこに沢山のお宝が落ちているか、眠っているかと思うとトレジャーハンターのようにワクワクしてしまいませんか

成長機会がそこにある

伸び代がある

飛躍するチャンスがある

そう思うと高笑いが出てきてしまうのです

ワクワクし過ぎて怒られる母

0点を願ってしまう母であるので、野比母にはなれそうにないです

 

逆に完璧主義、満点意識が強くって、モジモジ、萎縮してできない子には育つ事もなく

失敗して当然、出来なくても恥ずかしくない、やってみよう、チャレンジしてみようという気持ちの強い子供だったのですが、更に強化されてきているような

 

できないのが当たり前だから、子供にとって今は難しく思う課題であってもしっかり向き合っていく礎だけは築きあげる事が出来たのかなと思います

 

それを継続、持続していくには強い意志が必要になってきます

強い意志を持つには子供自身が考えて決めて、決意をして、覚悟を決める

この過程を得ないと難しい事なんだなぁとつくづく感じています

 

そこに至るまで、親の葛藤たるや、不安、焦り、焦燥、イライラ、怒り、感情の起伏

忍耐力を試され

でも、子供はどこ吹く風

ゲーム、友達と遊ぶ、YouTube、などなど

我が家も大なり小なりあって、中だるみもあって、外的な精神的に追い込まれる事もあり

紆余曲折あって

子供が自身で腹を決めて決意した事があり

この夏休みは顔つきが変わってきました

スイッチが変わったと感じています

 

今は親の望む理想とかけ離れていて焦る事が多々、試される事多々あるかと思います

どこで決意をするかわからないので

勉強習慣だけは身につけさせていって

子供の持つ力に花を咲かせられるタイミングを待ち

能力を開かせていく事ができるようにしていければ良いと思うのです

それこそ人それぞれ、子供それぞれなので他者と比べず

己自身の過去と今を比べ

子供は今と未来を見据えた比較と今と過去を比べて