備忘録帳

幼児教育から小学生の家庭学習などの備忘録です

【声かけ】マジックワード 子供が勝手に動き出すワード

子供に学習習慣、生活習慣をつけていくのに気をつけていたのが『命令形』で指示を出さない

怒る時も、『命令形』で怒らずに済む、子供に考えさせられるように仕向ける言葉遣いをするように注意しています

 

おかげ様で、毎晩歯磨きしないと気持ちが悪くて眠れないのと同様に中見の質はどうであれ

勉強習慣だけは身につけられてきて私も関わりをそれ程持たなくてやっていけるようになりました

 

具体的にどうやっていったのかを書くと

 

お手伝い、宿題、勉強等自主性をもって行動してもらいたい時、全てに声かけする時に使っているワードが

 

「いつやる?」

子供に計画を立てさせるように促すような言葉を最初は使って

具体的に何分したら、何時になったらと時間を聞き出し

その時間になったら何をやるのかを言ってもらうように細かく質問形で子供に問いかけをしていきました

 

子供が言った時間、やる行動を時間を過ぎても出来ていない時に注意をするのですが

子供が具体的に立てた行動計画なので、声かけすればスムーズに動く事が多いです

「あれっ、◯分後(◯時)になったら、◯◯をやるっていっていなかった?いつからやるの?」

 

「◯時(◯分)になったよ〜」

 

と段々と短いフレーズで声かけしていけば済むようになってきます(数年は覚悟が必要ですよ〜月単位だと思わない方が気長に付き合っていけますので気長に〜の気持ちでかかって下さいね)

 

時間を決める時に時計を子供と見ながら、時計の針がどこまで動いたら〜という具合で(裏で時計の勉強を無意識のうちに取り組ませていく目的も入れつつ)子供に決めさせていく事が大事になってきます

 

お稽古事等ある日は、「今日は何時から、◯◯があるから◯時◯分位には家を出るからお稽古事の準備する時間が必要になるからそれも考えて決めてね」

と低学年(年齢が低い程)程、スケジュールも把握していないので残り時間を意識させていって

その時間の中でやる事をリストアップして、そのリストから自分で順番や内容、何分必要なのかを考えていってもらいます

最初はリストアップと項目毎の必要最低時間を親子で確認しあって、子供自身が何にどれ位の時間をかけているのか、どれ位の時間でできる内容なのかを認識させていって必要に応じてキッチンタイマー等を使って時間を測っていくようにアドバイスをしていくと良いと思います

 

自分で決めた時間なのでほぼほぼ守っていけるように動きますが、最初の頃は計画を変えたいと言い出す事があります

その時は子供から交渉させるようにします

子供の言い分を良く聞いて、計画を立て方を親は話して今回は変更するけれど、変更した事は必ず守ってやってね。守れない場合は次回から計画の変更は許さないからね

と親の一線と子供の要求の折り合いと着地点を見つけて、子供も納得していると自分が変更した事なので、時間になると黙って行動しているようになっています

 

これも数年かけての関わりでたどり着いた習慣で親子のトライアンドエラーの数たっら〜💦

⚡️も落としましたよ〜

やるやる詐欺』とイライラしたりもしましたし

勉強を教えたり、勉強をさせる事よりこっちの自主的に行動できる習慣作りの方にイライラしたり、⚡️落としたりする事の方が多く

 

子供に勉強を教えたりしてイライラしたり、バトったりとかはなくて

習慣作りの方が大変でした

勉強を教えるのも低学年の内容は簡単だけれど、基礎の基礎なのと、子供の理解度の差が大きいのでそれに合わせて説明していかなければならず、簡単な内容だけれど本質的に教えようと思うと非常に難易度が高く難しかったし

1から10まで説明して理解度を見ていかなくてはいけないのでつききっりで説明する必要もあって勉強面、生活習慣面ととにかく労力がエゲツなかったです

 

低学年の頃から勉強習慣や勉強が楽しくなり、空気を吸う位に当たり前に机に向かえる習慣作りは早くからやっていってしまうと中学高校になった時にお金をかける事もなく

自走できている状態に持っていければ同じお金と時間をかけるにも、違う事に使っていく事もできるようになってくるんだなと分かってきました

 

小学生の間に習慣化していなかった場合、中学生になったから自分で自走していくようになるは幻想です

私自身の経験上それはない‼︎と断言できます

それがあったので、成績や中学受験するとかしないとか度返しにして子供をよく観察をしていって勉強習慣、自主性をもって行動できるように『マジックワード』を駆使して

子供に決めさせるようにして、できていない時に子供に自身の行動を振り返らせて、自分で決めたスケジュールを実行していけるように促し続けていって

今では本当に楽になってきました

まだまだ手がかかるところがあるけれど、低学年の頃等と比べたら格段に親の出番が減りました

違う事での関わりにシフトしていくので親の労力は必要ですが、とにかくあの大変だった数年間(新生児〜3歳位まで体力的にキツかったです。修学前〜低学年の頃は労力がキツかったです)を乗り越えられると子供も成長していくので楽さは格段に上がっていきます

 

今だから言えるけれど、学習習慣、生活習慣は早ければ早い程後が楽になってくる

親の覚悟が必要になりますが、数年間の期限付きと分かってかかっていければゴールが見えているのでサポートしていけると思います

明かない朝はない

いつか、楽になる時期が来るので心が折れそうになる事もあると思います

エネルギーが半端なく必要になるので大変ですが、それを乗り越えられると思春期のバトルを避けられると思えば先行でやる価値はあると思います

 

そらちゃんの様子を見ていてつくづく思います

 

 

我が家は『勉強しなさい』と言わないでこれました

中学生、小学校高学年になっても『勉強しなさい』と強制しなくても良いように育ってくれたので結果的に大変だったけど、良かったと思うこの頃です